土木事業 施行状況PUBLIC WORKS

仮橋工:2.H鋼支持杭 建込

削孔した穴にH鋼支持杭を建込ます。
バイブロハンマーでH鋼支持杭を掴んで、振動力を杭に加えていき、
打設杭の周辺摩擦力や先端抵抗力を低減させながら所定深度まで貫入させていきます。
建込完了後、H鋼支持杭と削孔した穴の隙間を
モルタル(セメント・砂・水を混ぜたもの)で充填します。

仮橋工:3.水平継材・斜材等の設置

設計図書の位置に水平継材及び斜材を取り付けボルトで固定して、
全てのH鋼支持杭を連結して一体にしていきます。
この上に橋の主桁を設置する受桁を設置して、仮橋の橋脚の完成です。

仮橋工:4.架設

仮橋の橋脚の上に主桁を架設します。
この主桁は、橋の加わる荷重に対し、桁として橋軸方向の曲げやせん断で
抵抗して、力を橋台や橋脚に伝える主要な部材になります。
主桁同士も対傾構・横構を取り付けて補強していきます。
見た目でも主桁が架かると橋が架かったと思えます。

仮橋工:5.覆工板の設置

主桁の架設が完了したら、橋が渡れるように主桁の上に覆工板を設置します。

仮橋工:6.防護柵(ガードレール)の設置

最後に仮橋を安全に渡れるように両側にガードレールを設置していきます。